鈴木眞一氏
11月13日午前10時10分、2回目の証人尋問が実施された福島地裁の「子ども脱被ばく裁判」。
裁判所のHPより
その証人尋問に先立ち、裁判所と代理人の進行協議が開かれた。そのメインテーマが、鈴木眞一氏の証人採否をめぐるやりとりだった。
裁判所のHPより
その証人尋問に先立ち、裁判所と代理人の進行協議が開かれた。そのメインテーマが、鈴木眞一氏の証人採否をめぐるやりとりだった。
前日12日に提出された、前回期日における裁判所の所信表明(その詳細は->こちら)をちゃぶ台返しする被告福島県の意見書について、冒頭、発言した被告福島県の代理人は自ら「鈴木眞一氏を証人として採用する必要性を裁判所が認めている」ことに理解を示し、これに真っ向から異を唱えなかったので、「鈴木証人採否の再検討」は腰砕けとなったものの、
他方で、裁判所が前回期日に被告福島県に要請した「鈴木氏が証言できる日程を確認して連絡する」件も、被告福島県から全く協力も進展も見られなかったので(もし誠実に協力していれば、この日、証人尋問の日程調整をやったはずだが、しなかった)、
この場で、原告が指摘した「被告福島県は、今回の質問事項を本番の鈴木証人への尋問と勘違いしている(意見書の4)。これはあくまでも鈴木陳述書作成のためのものにとどまる」について、裁判所も同意見であると表明。
この場で、原告が指摘した「被告福島県は、今回の質問事項を本番の鈴木証人への尋問と勘違いしている(意見書の4)。これはあくまでも鈴木陳述書作成のためのものにとどまる」について、裁判所も同意見であると表明。
結局、裁判所は、次回期日の12月19日までの間に、鈴木証人を採用するかどうかを正式に決定することを宣言。
つまり、
次回期日の前に 、鈴木証人採用が正式に決まったら、被告福島県は、これまで要請してきた「鈴木氏が証言できる日程を確認して連絡する」件や原告が提出した質問項目に沿って鈴木陳述書を作成する件もサポタージュせず、誠実に果すように、と。
7月から始まった、鈴木眞一氏の証人採否をめぐる攻防、12日の被告福島県の以下のちゃぶ台返し書面を経て大詰めを迎え、決着まであとわずかである。
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